2020.02.03

お役立ち情報

犬と散歩に行くと、どうしても草花の種を持ち帰ってしまう。

多くは、犬の毛や人間の衣服にくっつく種、しかも繁殖力の強い雑草類だ。日本固有・古来の品種を脅かす外来種も多いと聞く。なんせあっという間に成長し、花や草もたくさん実り、そしてあっという間に拡散する。動物にくっつき、風で飛び散りどんどん増えるという厄介者。動物も含め外来種は増え続けると言われる。

花粉症をはじめとするアレルギーの元凶であるブタクサ、カモガヤなどはとにかく繁殖力強いので、ほんと広がらないで消滅していって欲しいですね・・・。

さて
庭で運悪く芽生えてしまったものは放置していては一気に広がってしまうので、“草が伸びる前に”、“花が咲く前に”、最悪は“種ができる前に”刈り取るべし。

未熟な種でも地面に落ちれば育つとも、花が咲けば早く受粉できるとも聞くので、せめて花のうちに引き抜こう。

願わくば、公園の草木も良いタイミング(種ができてしまう前に)で狩り払いしてくれるとありがたいな、と毎年思う。だいたいはくっつき虫化して種がばら撒かれた後に草狩りですから、毎年くっつき虫に悩まされる。

【ポイント】雑草をしっかり駆除するなら、根っこごと引き抜くべし。

そうやって毎年、春夏秋冬に何かしら引き抜いている。

真冬のこの時期も、これから暖かくなるにつれ育つだろう冬越しの雑草を引き抜くチャンス。

この写真のような葉を広げる種類は、根っこごと抜かないとちぎっただけではすぐにまた生えてくる。根が生きていればすぐに再生するらしい。根は浅いので手で引き抜ける。

なので、地道に引き抜く。

根こそぎしっかり引き抜く、そのための道具もある。

さて、毎年広がる雑草は、少しずつ変わる。

その年抜いた雑草の代わりに、今度は別の雑草が繁茂する。

淘汰したと思っても、結局は別の雑草の種を人も犬も新しく運んでくる。

そんな変化も自然豊かな公園とその公園に接する庭ならではの楽しみかもしれないね。

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