2023.06.26

ワンポイントレッスン

犬とのコミュニケーションツールのコマンド、なかなか上手くできないなぁ・・・そんなときには?

人が犬に指示する、例えば『おすわり』や『おいで』などのコマンドを教えるとき、上手くできることもあれば、全然聞いてくれない(効かない)、それぞれの波がある、イマイチ効きが悪い、効いたのにすぐ動いてしまう(写真撮影ですぐ動くのでなかなかうまく撮れない)、などの悩みをよく聞きます。

大抵の場合、『ま、一瞬でも効いているから、いいかな…』と放置、あるいは諦めてしまうことがあり、そのうち本当に効かなくなって(名前にすら反応しなくなるなど)、その結果として、せっかく教えていることが意味なくなり、なにより愛犬とコミュニケーションがとれなくなってしまう恐れが出てしまいます。

そこで…

今一瞬でも効いているなら(例えば”待て”で数秒だけ待って、すぐ動き出してしまうケースでも)、その一瞬の効いている状態を少しでも長く維持できるように、こまめにコマンドを入れてみるようにしましょう。☝️

覚えて欲しい行動を維持できるように、小まめに手の指示と言葉を入れていきます。

小まめに入れることで、コマンドの理解も早まります。

コマンドは連呼しないように、数秒あけながら入れていきます。

練習を継続していくと、次第にコマンドと行動が結びついてくるので、小まめに入れていた手の指示と言葉の間隔もだんだんと長めにしていくことで、 コマンドに対して行動がより長く維持できるようになっていきます。

さて、コマンドに対する行動ができるようになると、最後にはちゃんと解除(解放)します。愛犬との約束事です。

解除(解放)をコマンド付けしていない場合は、オヤツやおもちゃなどで誘導して別の行動(単に動かすだけでも)に移してあげよう。

動画は、待て(ステイ)の練習例(手での指示はなし)で、どんな状態でも・刺激があっても、ステイを維持できるために人がコマンドを入れながらさまざまな刺激を入れて加えてみています。こまめにコマンドを入れることで、今その姿勢(行動)を維持してくださいね、と伝えています。

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