2020.07.14

お役立ち情報

6月~9月は熱中症要注意月間。晴れた日には地面からの照り返しが暑くて辛いですね。

アスファルトやコンクリート、モルタル、金属、タイル、砂利など人工物の多くは、蓄熱しやすく真夏の日中には表面温度が50度にもなることがあります。

明らかに火傷します。

人間がうだるような暑さを感じる場合、気温だけではなく、太陽光の地面からの照り返しと、熱せられた地面自身の温度を浴びているので、とても暑く感じます。 ジワジワと汗をかきますよね。

さて、それは・・・裸足の犬たちにとっては?

唯一汗をかく器官である肉球は、地面の熱さによって火傷する恐れがあり、それによって体温調整が困難になる恐れもあります。命に関わります。

地面からの距離もとても近いので、照り返しや地面の温度の影響を人間よりも遥かに早く受けます。

犬の体温調整は、多くは肉球と呼吸。舌を出して「ハッハッ」しているのは、体温が高くならないように熱を逃がしているから。真夏には呼吸が速くなり、より暑さを感じていることがわかります。

例えば、チワワやダックスフンドなど、より地面に近い犬種の場合、体温が上がりやすくなったり、肺も呼吸も排気量も小さく少ないので、熱気を上手く逃がせずすぐに体が熱くなって危険ですね。

なので、この時期曇っていてもお散歩前にまずは路面温度を確かめるべく素手で地面を触ってみましょう。

それでもやはり、夏場のお散歩は、早朝か、夕方日が傾いてからのお散歩をお勧めします。

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