2020.02.26

コラム

【注意】感電防止のため、該当コンセントがつながっているブレーカーをOFFにしておくことをおススメする。

壁などについているコンセントやスイッチにはプレート(カバー)がついている。プレートを外すとコンセントが金具に固定された状態でむき出しに見える。さらに隙間をのぞくと壁の裏側やコンセントにつながっている配線が見える。

プレートを外したあと、コンセントや金具、配線などに触れると感電する危険があるので、触らないようにしよう。そのために取り付けられるプレートでもある。

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しかし、このプレート、器具に爪で簡単にくっついているだけなので、人間の爪でも簡単に外せる。

つまり、犬にも外せてしまうということ。前脚を引っ掻ければ爪のひっかりで外れるし、齧ったり咥えてみれば歯にひっかかって外せる。

一度外せることが理解できると、いくらプレートを元に取りつけてもまた外そうとしてしまう、それが犬というもの。

犬は一度集中しだすと夢中になる。なんとしてでも外そうと必死になるだろう。

特に子犬や、留守中などで暇に感じた時にはついつい齧れるものを探して、コンセントプレートにたどり着く可能性がある。

犬にとって暇は大敵だ。

プレートだけならまだしも、むき出しになったコンセントなどに触れようとすると、感電などの事故の恐れが出てくる。

コンセントプレートは、多くが簡単に外れてしまうもの、プレート裏の爪を取付枠にひっかけて固定するのが、一般的だ。

しかし、プレートを固定する規格にはネジ止めの方法もある。商品には両面テープで固定する簡単な方法を謳うものもあるが、一般的にもおススメしない。

犬に外されてしまうことに対する対策をしては、ネジ止めプレートに交換してしまうことをおススメする。

ネジ止めタイプのコンセントプレートは、百均のものから、デザインの凝った高級なものまである。素材もプラスチック、木、金属、陶器など様々。

そもそもネジ止めは、安全・保守のためという理由もある。店舗、工場、会社などの特殊な環境、特殊な機器などで見かけることがあると思う。

犬を相手に仕事をする上では、安全管理は欠かせない。事故があってからでは遅いが、今まで大丈夫と思っていたことでも、ふとしたきっかけから危険なもの・安全対策を施さないといけないものへと変わってしまう。でもそのきっかけによって、より安全・安心な暮らし・仕事を意識できることもある。

人間目線と犬目線の違いであり、だからこそ犬が起こす行動が面白いことにも感心させられることにも感じ、それが新しい発見や気付きとなって、なおさら安全に楽しく暮らしていけるのだろうなぁ、と日々感じる。

犬が教えてくれることは計り知れないし、宝物だと感じる。

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